PVCナースキャップ
エナメルナース服自作プロジェクト (その1)

マスクの自作を始めて3年、実用的なマスクについては「花粉マスクプロジェクト2011」でほぼ完成をみました。気持ちよく射精するためのプレイ用マスクの研究はまだまだ続きますが、一段落したこのタイミングで、以前からやろうと思っていた「マスク以外のフェチアイテム」の自作にチャレンジしました。

まず作りたいのはナース服やセーラー服などの制服、おむつカバー、そしてレインコートです。それもゴム引き布やエナメルのようなフェティッシュな素材のが欲しいです。自作の醍醐味は、生地さえあれば望み通りのルックス・サイズのものが手に入ること、そして(アダルトショップで)買うより安上がりなことです。

同じ自作といってもマスクは裁縫の初歩として採り上げられるように、簡単な部類に入ります。いっぽう上に挙げた「服」は専門の学校があるぐらい、技術や知識を要します。目標は遥か遠くにありますね。

まずは簡単なものからということで、今回はナースキャップを作ってみることにしました。素材はPVC(エナメル)です。これが首尾よく出来たら、次は予防衣に挑戦します。いずれも平面的な形なので、なんとかなるでしょう。

なお今回の試作にあたっては、こちらのサイトを参考にさせていただきました。

ナース帽の縫い方
http://yousai.net/nui/komono/nurse.htm
文中、このサイトで紹介されている工程を一部無視して進めたらどうなるかという記述が出てきますので、作ってみようと思う方は上のサイトと併せてご覧いただければ幸いです(^^;)

では、制作の様子をご紹介します。

写真1

まずは採寸からです。

自称変態の私は、もちろん本物のナース服・ナース帽を持っております(^^;)。街のユニフォーム屋さんで自分が着れるサイズのを買いましたよ。

その現物をPVC生地の上に置き、縫いしろを意識して10mm大きい輪郭を描きます。PVCの表面にチャコペンでは描けないので、裏に描きます。

写真2

生地取り完了。ナース帽は両面が表なので、同じものを2枚切り出します。本物にはない光沢がなまめかしくて、すでに興奮してます。 ←馬鹿

写真3, 4 ともに上記サイトより拝借。

2枚を表が内側になるように重ねて下端を折り、赤い線を縫います。折り目の上も縫いますよ。図は黄色が表、モスグリーンが裏です(以下同じ)。

写真5 折り目の部分を拡大したところ。ちょっと粗いのはご愛嬌(^^;)
写真6 くぱぁ。

写真7, 8 ともに上記サイトより拝借。

写真7の赤いところに、縫い目を断ち切らないように切り込みを入れます。実際にやってみるまで、切れ目の意味が分かりませんでした。次いで写真8のように、縫いしろを5mmだけ切り落とします。私はここで、縫った外側ぎりぎりを裁ち落としてしまいました。このあたりから作り方を無視し始めてますね(笑)。これらの意味を知ったのはもっと後…。

写真9

写真6の開口部から中身をひきずり出して、表にします(写真9)。この時、生地がくちゃくちゃになるので、コーティングが割れやすい生地だと壊滅的なことになります。今回使った生地は三陽商事のエナメル無地(メーカー品番21922)で、とてもしなやか。無事に引き出すことができました。この生地は洗濯にも耐えられる優れた生地です。コスプレ衣装に超おすすめ。

写真10 表を出したところ。

写真7で切れ目を入れておくのは、印の部分がきちんと裏返るためだったんですね。ここは角度が急なので、切れ目がないと生地が伸びず、裏返ってくれません。その「逃げ」をつくるためなんだと、ようやく理解しました。ちなみに写真では縫い目をまたいでザックリ切ってしまったので切れ目が見えていますが、ちゃんと指示に従えば見えないはずです(^^;)。

写真では左右端がまだ出切っていませんね。ここはやりにくいですが、針先を使うなどして慎重に、丹念にほじくり出します。

写真11 赤い線を縫います。
(図はリンク先より拝借)
写真12 断面図

表返しがすんだら写真11の赤い線を縫います。このとき断面図は写真12のようになっています。ここで周囲を縫う理由は、せっかく表返ししたのが「ぺろん」と中に潜ってしまわないようにするためです。生地は写真8で縫った青い線ぎりぎりまでめくれていますから、その右側を縫うことはできません。したがって左側(赤い線)を縫うことになります。

つまり青い線より左側を数ミリ残しておかないと、縫い目が生地の端からドロップアウトしてしまうわけですね。ああ、写真85mmだけ切り落とす(5mm残しておく)のはそういう理由だったのかー。さくっと落としちゃったよ(´・ω・`)

ちなみに赤い線が生地の端に掛かるようにする理由は、出来上がった時の剛性を確保するためです。の範囲が一体化することで、着けた時にぴんと張った形になるんですね。作ってみて初めて理解しました。ひとつひとつの工程には、ちゃんと意味があるんですね〜。

気を取り直して、写真11のように縫いますよ。
ところがここで新たな問題が。

写真13 ミシンを破壊したわけではありません(^^;)

PVCコーティングされた生地がぺったりくっ付いて、ミシンが進んでくれないのです。

「あれ、今までも異次元マスクとかで、PVC生地はさんざん扱ってたんじゃないの?」とお思いの貴方、鋭いです(^^;)

今までのマスクは裏側から縫うか、バイアステープを挟んで縫ってたので、コーティング面がミシンに接することがなかったんですね。偶然にも

写真14 異次元マスク

しょうがないので写真13のように養生しましたよ。後で"omuさん"が教えてくださったところでは、こういう場合、トレーシングペーパーを重ねて一緒に縫ってしまうのが良いそうです。ペーパーには文字通りミシン目が入るので、そこからペリペリと切り取れると。なるほど〜。

写真15 強引な応急処置の結果がこのザマです。
写真16 生地をうまくドリフトさせることができず、なまくらなハンドリングに。
写真17 とても売り物にできるレベルではありません。(売るのかよw)

問題点と解決方法さえ分ってしまえば、前途は明るいですね(・∀・)
きっと次はうまくいくでしょう。

というわけで、ほぼ完成。

PVCナースキャップ プロトタイプ

ときめきました(*´д`*)ハァハァ

エナメルナース服を身にまとったお姉さんの艶姿が目の前に忽然と現れましたよ。うわぁ、やっぱりエロい。ああ、自作やってて良かった…。

後はボタンホールを開ければ完成。
…やり方知らないんですよ(笑)。調べてみます。

今回の試作、いろいろ勉強になりました。なんといっても「工程をちゃんと守る」という基本をおろそかにしてはいけませんね。今までのマスク作りは完全な自己流だったので、そのへんが馬耳東風(笑)。今後いろんなフェチアイテムを作る際、他の人の作り方を参考にさせていただくことが多くなると思うので、特に。正直な話、今回のナースキャップは「どうせペラ1枚なんだから、裏返しで縫い合わせて中表にするだけだろ」とナメてました。すみません。

また、技術や知識を身につけるには、常に新しいものにチャレンジすることが不可欠なんだなーと実感しました。マスク作ってるだけじゃ気づかないことだらけでした。今後しばらくは出来の悪い物体が登場するかと思いますが、いつかきっと、マニア垂涎のフェチアイテムを作れるようになりたいです。

2012.3.18

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