通学用レインコート 完全防水フード (後編)
フードに透明なシールドを付ける

(前編の続き)

完成したフード、口元はすっぽり覆われていますが、目の周りは丸出し。せっかくフードを被っているのに目が風雨に晒されては興ざめです。そこで開口部に透明なシールドを付けることにしました。相当息苦しくなることが予想されますが、それもまた一興です(笑)

まずは材料選びから。

透明度が高く加工しやすい点を重視し、まずプラ板を買ってみました。しかしどんなに薄くてもやはりプラスチック、硬くて切り口が尖ってます。何かにつまづいて転倒する事故を想定すると、目の周りに硬い材質を使うのはあまりよろしくない。

そこで見つけたのがこれです。

ビニールのテーブルクロス

厚さ1mmの塩ビシートです。ホームセンターでロールから10cm単位で量り売りしてました。レインコートに付いている透明ツバより厚く、デスクマットより薄く、ちょうどいい感じ。透明度が特に高いものを選んだら抗菌仕様までおまけで付いてきましたが、もちろんそんなのは不要です(笑)

フードに合わせて切り出しますよ。

さて、フードへはどうやって取り付けましょうか?
ビニールシートですから、針と糸で縫い付けることはできません。
洗濯するときは外したいので(キズ防止)、永久に縫い付けちゃうのもね。

そこで見つけたのがこれです。(こればっか)

粘着タイプのベルクロ

拘束防水マスク Liteで使ったものの残りです(^^;)
裏面がシールになっていて、ぺたっと貼り付きますよ。

外周に合わせて細く切り出し、裏紙を剥がしながら貼り付けます。
フード側は普通の「縫い付けタイプ」を使います。右の写真は仮縫い段階。この後ミシンで本縫いします。
本縫い後、表から見たところ。無惨な出来ですね(^^;)

「あくまでもこれは試作、試作…」と自分をなぐさめながら、とりあえず完成。
さっそく合体させます。位置を合わせながらベルクロを貼っていきます。

こんな感じです。

いそいそとレインコートを着込み、フードを被るのももどかしく鏡を見ると…

ありゃ。

なんということでしょう。開口部が上下に広がってます(笑)
ちゃんと現物合わせで寸法を決めたのに。

この図は拘束防水マスク1の改良レポートで描いたものです。平置きで型どったものを立体に起こすと、横から見た輪郭が変わるんですね。前に飛び出すと共に上下がすぼまります。

今回も同じミスをやらかしたんですね。フードを平置きして開口部の輪郭をなぞったら、本来の上下丈より大きくなってしまったと。前へぽこっと膨らんで球面になってくれれば良いのですが、塩ビシートは筒状にはなっても球にはなりません。右の写真のように垂直方向へは直線状になり、上下がガバッと開いてしまいます。

シールドを作り直しますよ。
ここからは型取りのお手本がないので、カンで作るしかありません。
安い材料をハサミで切るだけなのでダメージは少ないですが。

バージョン2。まだ上下が広すぎる…。

仕切り直しです。もう一度冷静に考えますよ。

  • シールド外周の長さは、フード開口部の外周と一致させる。
    (これだけ死守すれば、接合は問題ないはず)
  • 最低限必要な上下丈をもう一度測る。
    (4cmもあれば十分だと分りました)
この2点だけ念頭においてフリーハンドで描き直しました。上下をすぼめたぶん左右に広がりましたが、多少"ワイド画面"になっても、ルックスには響かないはず…。

バージョン3(下)。薄くワイドになりました。

ようやく出来上がりました。三度目の正直です。

女子通学用レインコート 完全防水型フード

開口部がスリムなほうが、やっぱりカッコいいですねー。
視界は問題ないので、もうちょっと狭くても良かったかもしれません。
こんなフードを着けて通学する女の子を見てみたいです(笑)

ひとつ計算外だったのは、開口部を狭めたことでマスク部分が持ち上げられ、結果として喉のところにすき間が空いてしまったこと。シールドの形が決まる前に丈を詰めちゃったんです(><) ここは最後に調整すべきでした。

でも幸いなことにこのフード、形さえ決まってしまえば作るのはさほど難しくないので、このまま屋外テストに供して他の問題点も洗い出し、まとめて改良しようと思います。

最終的にはどのような姿になるのか、自分でも皆目見当がつきません(笑)
今後の展開が楽しみです。

仕上げももう少し綺麗にしたい…(^^;)

2015. 4.12

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