ゴム表地 プリーツマスク
ちょいマニアック通勤マスク。

前回の「スカート裏地 プリーツマスク」は通勤用マスクとして日々愛用しています。 この時期(2月)はとにかく寒いですし、インフルエンザも怖いので実用面からもたいへん助かっています。

そうそう、先日は電車でへんな咳をしている人に一撃で風邪をうつされて肺炎にかかってしまいました。 「自分だけ空気が薄い状態」で、歩くのも辛い状態が1週間ほど続きました。 もちろん、しばらくはマスクを楽しむどころではありませんでした。それ以来、通勤電車では必ずマスク着用です。 考えてみるとあんなにリスキーな空間はないです。皆様も用心召され。

さて、日常的に使うようになると、スペアが必要になります。休日に洗濯するとしてもあと1枚は欲しいところです。 (当てガーゼをしているので毎日の洗濯は不要)
「スカート裏地 プリーツマスク」は使ってみると、何かに触れて汚れがつくと落ちにくいことがわかりました。 なにせ白の化繊ですからね…。

で、スペアの制作に着手。とはいえ同じ物を作っても面白くない。

そんなある日、ネットで近所の生地屋さんを発見。いつもの手芸店よりかなり種類が多いとの噂。

いざ行ってみたら、いやー豊富豊富。マスクに不可欠な無地の布だけでなく、ナイロン地(傘のような生地)やゴム引き布(雨合羽用?)など、 単純に「布」とは呼べないような物までさまざま。
フェチ魂爆発の私はあれこれ買い込みました。

ちなみに男の私からするとどこも同じように見える「手芸店」ですがそれぞれ得意分野があるらしく、生地の種類では他を圧倒するこの店も、 小物類のラインナップはしょぼくて、耳ひも用のゴムなどほとんど置いてませんでした。マスターに「1.2mmφの丸ゴム紐ある?」って聞いたところ「これしかない」って渡されたのは所謂「パンツのゴム」でした。

さらに話はそれますが、私はようやく「手芸店」に1人で入るのに慣れました。最初は(といってもつい2ヶ月前)いかにも「女の園」に踏み込むようでどうも気が進まなかったのですが。オサーンな私が生地売り場で手触りを確かめながら(マスクは触感が命ですから)あれこれ吟味している姿はどう見えてるんでしょうね。ちょっと気になります。

こんな感じで新規開拓した店から買い込んできた生地をベースに、今回から3回シリーズでプリーツマスクの続編をお届けします。
このサイトをご覧の方からは「またプリーツかよ。そろそろ画期的な立体マスクでも作れよ」という声が聞こえてくるようですが、 プリーツマスクは自作が比較的簡単で着用感も素晴しく、かつ表地さえ選べば人前でも着けれるという強みがあるもので、今しばらくご辛抱のほどを。

本題に戻ります。

ぱっと見は前回までのプリーツマスクと変わりませんね。
違うところといえば、鈍い光沢を放つその表地。ゴムです。

実物をお見せできないのがたいへん残念ですが、遠目には目の詰まった布に見え、近づいて見るとなにか違う。私の欣快とするところであります(笑)。
じつはこれ裏面でして、表は地味ーなシャンパンゴールドのサテン地。サテンとゴムが貼り合わさったマニア好みのテキスタイルですが、 色が気に食わないので裏面(ゴム側)を表に持ってきた次第です。

今回はこのような3層構造に。表面から順に、ゴム引き布・白衣のような硬めの生地・綿ジャージです。

作り方は前回までと同じなのでさくっと略。今回は写真のような3層構造にしましたが、針が通りにくい素材を重ねたせいかミシントラブル続出でした。薄いことは薄いんですけどね。針挿すと「ぷすっ」と音がするような素材は要注意です。

鋭意製作中。プリーツ部分はいかにも針が通りにくそうですね。
今回はあご部分を引き絞る「ひも」を仕込んでみましたが、 この程度のたるみでは引っ張って「ダマ」を作れないことに完成後に気づく。無念。
完成後のアップ。表面の素材感が伝わるでしょうか。
こっちのほうが分りやすいかな? 鈍い光沢、重量感、まさしくゴムです。スクラッチなどで傷みやすいかな?と心配しましたが、大丈夫そうです。

できあがったところでいざ着用。
んー素晴しい息苦しさ。静かな場所ではシュウシュウというブレスノイズが気になりますが、この拘束感はたまりません。 耳ひもをきつめにしたこともあり、顔にバシッと貼り付く感触は最高です。
出来上がって初めて着けてみるその一瞬、最高のひとときですね…。

てなわけで、通勤マスク第2弾が完成いたしました。当てガーゼをたっぷり入れて、毎日着けてます。
もし「変わったマスクですね」とでも言われたら「防寒用ですから」って言い返してやる覚悟です(笑)。


2009.12.20追記
このマスク、ゴム引き布の質感と3層構造がもたらす重量感がすごく気に入って、通勤用・自宅用に大活躍。ヨレヨレになるまで愛用した後、まったく同じ構造で2代目を制作しました。現在も使用中。

2009.2.11

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