パッド一体型 ゴムプリーツマスク
改良はまだまだ続く…

前回作った4辺パッド入り プリーツマスクは、パッド入りの良さをじゅうぶんに発揮してくれました。常にマスクのふちが密着している感触は素晴しく、自宅用マスクはもうパッド入り以外考えられないというぐらいのものでした。

しかし改良すべき点はたくさんありました。

  • メインとなる生地の通気性が良すぎた。
  • ふちをきれいに仕上げるのが難しい。
  • パッドを耳ひもより外側に付けたので、パッドの密着力が弱い。
  • ノーズワイヤーも同じく耳ひもより外側だったので、用をなしていない。
  • 耳ひもを頭の後ろにクロスさせると、耳が楽な反面、緩い感じがする。
  • 制作時間がかかりすぎる。
ワイヤーや上下のパッドが耳ひもより外側だと、テンションがうまくかかりません。

このページを作るのはマスクが完成してすぐなので、完成した喜びのあまりよく思えてしまうんですよね。しばらく着けているとだんだん欠点が見えてきます。今までにもやれ完成形だの集大成だの書いてしまいましたが、ほんとの「究極」ははるか遠くにありますね。今の心境は海原雄山に負けた時の山岡士郎のようです。

というわけで今回は改良型を作りました。

パッド一体型 ゴムプリーツマスク

改良点はこんなところです。

  • 表地はゴム引き布に回帰。通気性ゼロです。
  • パッドは表地を折り返して形成する。
    部品点数を減らすことで制作時間を短縮するとともに、取り付けの難しさを回避。
  • 耳ひもは端に取り付け、ノーズワイヤーと高さを合わせる。
  • 耳ひもは耳に掛ける方式に回帰。
試行錯誤の痕跡。表地のふちをパッドにすることを思いつくまでに1週間かかってしまいました。

また今回新たなフィーチャーとしてセカンドワイヤーなるものを実装してみました。

普通のノーズワイヤーに加えて鼻の下にもワイヤーを入れてみることにしました。プリーツマスクは横から見ると凸型になっているので、鼻と口の間はマスクから離れています。私は当てガーゼをかなり厚めに入れていますが、それでも空間が空いています。

ここにワイヤーを入れることで当てガーゼを密着させるとともに、マスクが上下に動くのを押さえようという作戦です。

上から何番目のプリーツに封入するかは、現物合わせで決めることにします。

作り方は基本的に従来と同じですが、メイン生地を折り返してパッドにする関係で一部手順が変わっています。

表地はゴム引き布、裏地はサテンです。今回はプリーツ部分を折り返すので、むやみに厚くならないよう、薄手の裏地にしました。
サイズは折り返ししろを含めて幅26cm×高さ28cmとかなり大型。仕上がり寸法はいつもの18cm×8cmです。
表と裏を合わせたらいつもは4辺を本縫いするのですが、今回はセカンドワイヤーを入れるため、1辺だけしつけ縫いのままプリーツの折りぐせを先につけておきます。写真はその後、セカンドワイヤーを封入しているところ。
両サイドのパッドを作るところ。ポリ綿を押し込んでふちを縫合します。
サイドパッドできあがり。ここの縫い付けは生地が最大9枚重なるので、生地の厚さは制限されます。上のパッドにはノーズワイヤーを綿と一緒に入れます。
耳ひもは上下パッドの折り返し部分に入れて縫い付けます。
出来上がり。末端の仕上げは相変わらず下手ですね。
裏から見たところ。ふちがほつれ気味ですが、二重に折り返すとさらに厚くなってしまいミシンを通せないので妥協しました。

実際に着用してみたら、こんな感じです。

着用写真。当てガーゼはマスクに換算して3枚分ぐらい挟んでいます。セカンドワイヤーがどこにあるか、写真ではよく分りませんね。裏を返せば外出用マスクにも使えるということ?

  • 生地の選択は正解。というか私はこれぐらいの気密性が好き。
  • セカンドワイヤーはまずまず。
    今回は位置がちょっと合いませんでしたが、それでも鼻の下にガーゼが密着する感触は
    狙い通りでした。次回以降も採用予定。
  • 4辺パッド入りの着用感は前回同様、すばらしい。
    上下のパッドは耳ひもの取付け位置を改良したのが効いており、
    ノーズワイヤーもちゃんと機能している。
  • 左右のパッドは生地が重なったせいで硬く、すき間が空いている。
    上下はともかく左右は別パーツで作ってしなやかさを出したほうがいい。
ちなみに制作時間は6〜7時間でした。パッド入りは着用感がすばらしいですが、もうちょっと気軽に作れる設計にしたいところですね。

これもしばらく着けてみて、さらなる改良を目指します。

2009.3.22

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