ウォーキング用 拘束防水マスク
改良レポート

先日、こちらで制作した「ウォーキング用 拘束防水マスク」(1号)を屋外で実地テストしました。

屋外で着けるにはいろいろと問題が見つかり、2号を作りました。
しかし1号のほうも捨て難いので、屋内専用に特化して改造することにしました。

要改善点はこんなところです。

  • 正面に膨らみ過ぎ。
  • サイドのたるみを解消したい。
  • 装着が面倒。(後ろはゴム紐で結わえるため)
同じく欠点であった「息苦しすぎる」「仰向けでないと装着できない」「メタリックな生地だと派手すぎる」という点については、屋内プレイ用に特化することで、問題ではなくなります。
やはり「目的をはっきりさせる」ということは、何事においても重要ですね。

ではさっそく、改良ポイントのご紹介です。

改良点その1。

まずは正面に膨らみ過ぎの手直しです。
写真はマスクを裏返したところ。鼻から口にかけての部分のアップです。
当初の形より丸みを落とします。
簡単な工程ですが、一度出来上がったマスクゆえ、失敗は許されません。
ミシンを進める手も緊張します。

なぜこのような失敗があったかというと、「超立体マスク」のように左右を合わせる形の場合、それを広げると突端が尖るからなんですね。これを計算に入れてませんでした。
首のくびれについても同様です。あまり絞りすぎると喉が苦しいというか、突端がさらに飛び出てしまいます。

いずれも、折り畳んだ時より凸凹がはっきり現れる、ということです。

考えてみれば当たり前のことですね。

次はサイドのたるみの解消です。

これについては単純明快、ハーネスを追加して後ろへ引っぱることにしました。

「装着が面倒…」といいながらハーネスを追加するのも考えものですが、後付けができてテンションが自在に調節できるというメリットがあるので、ついつい多用してしまいます。

フックを左右に1個ずつ追加し、図にピンクで示した経路で縛ります。

改良点その2。ハーネス取付フック(下)を追加したところ。

そして、これと矛盾するかのような装着が面倒な点の改良です。

ハーネスの結わえ方の理想は「マジックテープのついた紐」なのですが、制作が大変そうだったので、とりあえずこんな物を用意。

手芸用のカラビナ(?)と金属リング。
カラビナは長さ3cmぐらいの小型のものです。

もうお分かりですね。ハーネスの先にカラビナを付け、相手方に装着した金属リングと結合するよう変更。肌に当たると痛いかな?と思いましたが、小型なので問題ありませんでした。

改良点その3。

もうひとつ、装着の手間に関する改良点はこれです。
大したことではありませんが。

ベルクロをもう1組追加。

首に巻く部分のベルクロをもう1組、追加しました。
単に留めるだけなら既存のベルクロで事足りますが、ここに追加すると内側がたるむこともなく、装着も素早くできます。あるとないとでは大違い。

以上の点が改良ポイントです。
さて、結果はいかに…

改良前 改良後

おぉ、マスクの全面がぴたーっとフィットします。
正面の膨らみは見事に解消されました。改良型に匹敵するフィット感です。
これなら顔全面でガーゼの感触を味わえます…。
すばらしい…。

(しばし裁縫の手を休めてうっとり…すーはーすーはー…)

サイドのたるみもウソのようになくなりました。
伸縮性のないはずの生地が、まるでレオタードのように貼り付いています。
やっぱりハーネスは効果的ですねぇ。

装着の手間は、多少軽減といったところ。屋外で人目を忍んで着けるのも可能です。
まあ、これを着けて外歩きはルックス的に厳しいですが、車の中なら大丈夫かな?
日焼け防止のマスク、ということで。
(シミ・ソバカスが気になるお年頃なので(笑))

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結果として、改良型に勝るとも劣らないどころか、史上最高の着用感が得られるマスクになりました。
立体マスク3作目にして、もはや改良点を見つけ出すのが難しいところまで来ました。
あえて挙げれば、改良型同様、ダブルワイヤーにしたかったなあ…ということぐらいでしょうか。
(構造上、ワイヤーを後から追加するのは難しいです。)

あとは冬になったら、これの中綿入りバージョンを作るぐらいでしょうか。
実は作っている最中から、綿を入れたくてしょうがなかったんですよ。
防水性の生地を2枚合わせると、その中に綿を入れたくなるのは、スキーウェア・アノラックフェチの性です(笑)。

というわけでこのマスク、これにて大団円です。ご高覧ありがとうございました。

裏地のゴムの質感も素晴しくフェティッシュです。こうして見るとオムツカバーみたいですね(笑)。

2009.7.21

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