台湾風マスク
改良レポート

マスク好きの私は、家にいる時は食事と風呂の時以外、いつもマスクを着けてます(^^)。寝る時もそのままです。いつも着けているのは「台湾風マスク2」か通販型マスク(Ver.2)です。

そんな折、就寝用マスクを専用で作ることを思いつきました。
外出用を転用するのではなく、目的に特化したものを作ってみたいと。

要件はこんなところです。

  1. 気持ち良い着け心地
     用途が何であれ、大事なことです(^^)
     薄手の素材がいいかな?

  2. 息苦しさはほどほどに。
     寝る時に着けるわけですからね。
     「拘束防水マスク」シリーズだと永遠に目覚めないかも(笑)

  3. 耳が痛くなったり、顔に跡が付かないこと

  4. 表面の手触りがいいこと。
     触って気持ちいいマスクは、ベッドの中でぬくぬくする気分を高めてくれます。

  5. 見た目はある程度どうでもいい。
     人に見せるわけではないので(^^;)
それなら大きな立体型マスクがいいかと、今まで作ったこんなマスクをちゃぶ台に並べて腕組みしました。この中に構造のヒントはあるか? 素材は何がいいかな?

拘束防水マスク2 拘束防水マスク4 台湾風マスク

で、いろいろ考えた結果「新たに作るより台湾風マスクを改良するのがベスト」という結論になりました。

というわけで以下、その改良レポートです。

まずは改良ポイントのご紹介。

まず改良前は鼻〜口のラインが直線です。ここを鼻の下のくぼみに沿わせることで、当てガーゼをよりフィットさせます。拘束防水マスク4の応用です。

次に、あごの下のラインも直します。改良前は口〜喉のラインが凸曲線でした。これだとマスクがあご下から離れ、ふちが喉に垂直に当たるので「あご全体を覆っている」という感触に乏しかったです。喉元を凹状にすればフィット性が高まり、喉に接する面積も広がることで「喉まで届いている=マスクが大きい」と実感できるのではと考えました。

黄色の破線は耳紐がマスクを引っぱる力です。改良前はマスクの下辺左右いっぱいに耳紐を通していたので、下辺が引っぱられていました。紐をマスクの隅に固定すると力はマスクの「面」に及び、左右の耳紐取付位置を最短距離で結ぶルートに作用しますから、喉元を「えぐる」ようになるはずです。

写真1 改良ポイント

また、サイドがたるむのを解消するため、耳紐の取付位置(上側)を下げます。紐は耳に掛けるのをやめ、後頭部でクロスするようにします。長時間の着用を考慮してのことです。

以上の改良を行なった結果がこの通り。

改良前 改良後
写真2 写真3

むほほほほ。ちょー気持ちいいマスクになりましたよ。

鼻〜口〜喉のラインが顔にフィットしてるのが分ります。鼻の形なんか、ほとんどそのまま浮き出てますね。口のところもスリムになったので、当てガーゼがよくフィットするようになりました。唇でガーゼの感触を楽しむのにもってこいです。あご下もぴったり接してますね。サイドのたるみもなくなりました。左右の合わせ目を縫い直したので少し小さくなったはずですが、前より大きなマスクを着けてる感じがしますよ。こーれは大成功!

写真4 下から覗いたところ。喉に面で接しているのがお分かりでしょうか。表面はツルツルの白ナイロン、裏面はふわふわの綿ジャージ。心おきなくよだれを垂らしながら、いい夢が見れそうです(笑)。

それにしても、マスクの形ってほんと微妙ですね。ちょっとラインを修正しただけで着用感が激変しました。

このマスク、立体縫製とかじゃなくて1枚ものです。畳むと平面になります。それで写真4のようなフィット感が得られるんですから、型紙のデザインって奥が深いなーと思いました。

この形状と着用感は立体マスクの完成形と呼んでもおかしくないです(^^)

あえて欠点を探せば、耳紐が後頭部でクロスしていることでしょうか。紐が付いたまま頭から被るので、屋外での着け外しはちょっと面倒です。就寝用なら問題ないですが。

結果的に、このマスクは台湾マスクと拘束防水マスクを応用した設計になりました。改良前のマスクは2ヶ月半前に作った物です。それをデザインした当時は、当然それがベストだと思ったわけです。自画自賛してしまいますが、たった2ヶ月半の間にこれだけ進化するとは、やっぱり下心に勝る原動力はないと実感しました(笑)。

ところで写真4をよく見ると、下辺に首ベルトを接合すればそのまま「拘束防水マスク」シリーズになりますね。現状の同シリーズは首ベルトにシワが寄る点が気になってます。首ベルトをマスク本体と別パーツにしてこのマスクの下端で縫合すれば立体縫製となり、シワが(ある程度)解消できそうな気がしてきました。

次回の「拘束防水マスク」ではそれにチャレンジしてみようと思います。
いよいよ立体縫製に進化!

2010.11.6

本編へ戻る
HOME > 自作マスクの部屋 > 台湾風マスク > 改良レポート
inserted by FC2 system