異次元マスク
史上最高の着用感\(^o^)/

先日改造した「台湾風マスク」は、これまでにない着用感をもたらしてくれました。この形、この大きさ。目の下から喉までしっかり覆ってくれます。しかも裏地の厚い綿ジャージがふっくらとして息がこもり暖かいです。もはやマスクを「着ける」というより「顔を包む」という感じです。この着用感の素晴しさは立体マスクの完成版と自画自賛するにふさわしい出来でした。
台湾風マスク(改)

そこで、現在「自作マスク通販のコーナー」で扱っているプリーツマスクをこれで置き換えようと決めました。この着用感を一度味わったら、プリーツマスクを売るのは申し訳なく思えてきました。

前回は「改造」だったので、工程のおさらいを兼ねて「新製」しました。
制作手順は基本的に同じです。

ではさっそく、完成写真をどうぞ。

写真1 異次元マスク

表地は白のエナメル(PVC)です。写真ではクリームチーズのようなオフホワイトに見えますが、通常の照明下ではほぼ真っ白です。この素材は「ソフトエナメル」という、軽くてしなやかな素材です。

普通エナメルというとコスチュームやグローブに使われるような、薄いけれど硬い素材で、折れ曲がったところが肌に当たるとちょっと痛いイメージがあります。

でもこのソフトエナメル、カバンの表皮に使うには頼りないというか、ジャケットに仕立てても良いぐらいのソフトさです。

エナメルコスチュームの一例。見た目はいいけど着心地はいまいちなものが多いです。

芯には綿ジャージを2枚重ねてみました。表はソフトで艶やか、中はふっくら。一種独特です。この手触りだけでかなりエッチです(^^)。

写真2 裏です。ゴムがごちゃごちゃしててすみません。

裏地は前回の「二重底マスク」で味をしめたサテンです。こちら側を触ると、サラサラつるつるで中はふっくら(^^)。まるでスキーウェアのミニチュアのようです。フェティッシュな素材を投入しまくり。触ってるだけでも濡れてきそう(笑)。この組み合わせでおむつカバーをいつか作ってみたいですね。気持ちよすぎて失禁するかもしれません(^^)

写真3 インナーマスク

写真3はこのマスク専用のインナーマスクです。綿ジャージを4枚重ねて作りました。これだけで普通のガーゼマスクに近い厚さがあります。顔全体をふんわりと包み、芯とセットで保湿効果を発揮します。ためしにダブルガーゼでも試作してみましたが、肌触り・保湿力ともこちらのほうがずっと良かったです。

では着用写真をどうぞ。

写真4 白エナメルの光沢がわかるよう、ちょっと暗めに撮ってみました。鼻から喉までぴったりフィットしてます。
写真5 ちょっと横から。
写真6 斜め下から。
写真7 畳むとこうなります。顔にぴったりフィットする形でありながら、実は平面なんですね。光沢感はこの写真が一番近いです。

装着するととにかく大きくてふんわりです。やわらかくて厚いものが顔に均等に貼り付いているというか。硬いものが当たる箇所がまったくありません。上辺のワイヤーと下辺のバイアステープがマスク全面を上下に広げてくれる感じです。息苦しさはそこそこいいです(笑)。布団に顔を押し付けてるような感じです。防寒用には最高です。これを書いているのは11月ですが、着けてしばらくすると、体が暖まってきて、服を1枚脱ぎたくなります。30分〜1時間もすると、芯とインナーの綿ジャージが呼気を吸ってしっとりして少し重くなります。その感触も「大きなマスクを着けている」印象を高めてくれます。

ではここで、今回の改良点をちょこっとご紹介。

写真8 マスクの上端です。
写真9 下端です。

バイアステープ(ふちどり)の端を裏側へ折って縫うようにしました。見た目がすっきりしますね。なお下辺のバイアステープは太い(45mm)ものを使ってます。ふんわりとした裏地に比べて、ここがやや硬く感じられるようにする"演出"です。これによって「喉まで包んでいる」実感を醸し出します(^^)。

ちなみに耳ひもは前回の反省を踏まえて後頭部クロス式に戻しました。

写真10 耳ひもの結びかた

これだと方法1のように、装着する時に紐を4本持って被るスタイルになるのでちょっと面倒です。少なくとも外出用には不向きかと。そこでカラビナを介した方法2にすれば、2本になり少しは楽かなあ、と今気がつきました(^^;)


2010.11.21追記

写真10a バリエーション

ちょっと改良してみました。

方法3なら、マスクを顔に当ててから留めることができ、いくぶん楽です。耳に掛けるよりは、安全ピンを介してでも後頭部で結ぶほうが、喉によくフィットします。安全ピンは小さいものを選ぶのがポイントです。

方法4はループ留めを使い、テンションを調節できるようにした方法です。上の紐もループ留めの中へ入れれば、上下とも調節できますね。被る必要があるのと、仰向けになると後頭部に当たるのが欠点(^^;)
写真10b ループ留め


というわけで史上最高の着用感を得ることができた今回のマスク、いかがでしょうか?
ほぼ2年に渡ってマスクの自作に挑戦してきた私ですら、今回のマスクは感動ものでした。この着用感を言葉で伝えきれないのが本当に歯がゆいです。市販のマスクしか着けたことのない方は「こんなマスクがあったのか…」と驚かれると思います(^^)。

今回の「異次元マスク」というネーミングは、三次元マスクという市販マスクを意識して付けたものです。たかだか使い捨てプリーツマスクの分際で三次元を名乗るとはちょこざいな、そっちが三次元ならこっちは異次元だという気概をこめて命名しました(^-^)。

写真11 バリエーションも絶賛試作中(笑)。

2011.11.14

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