花粉マスクプロジェクト2011 (その3)
過ぎたるは及ばざるが如し

前回作った「花粉マスク プロトタイプ 2号」をモニターのお二人に試用していただいている間、早くも次の試作に取り掛かりました。

主な改良点は表地の選択です。2号はナイロン生地だったためとても息苦しく、「標高六千メートルマスク」と名付けたいぐらいで、マゾ的には大満足でも、花粉を防ぎつつ快適なマスクという本来の目的からは少々外れたものになってしまいました。

花粉マスク プロトタイプ 2号

そこで、表地の素材を見直すことにしました。
花粉が付きにくく、かつ通気性が万全な生地をと選んだのがこれ。

写真1 ポリエステル100%生地

ストッキングの織り目をうんと密にしたような、誰が触っても「化学繊維だな」とわかる手触りです。これを表地にし、裏地はいつもの綿ジャージ×2枚重ねにしました。

写真2 前作との形状の違い

また形については、幅はそのままで、丈をさらに延ばしました(写真2)。首ハーネスを襟の中に隠すためです。通勤電車の中で着けた時、後から首ハーネスが見えて「変なマスクだな」と思われるのを極力避ける狙いです。
写真3 ハーネスの結び方

作り方は前作とまったく同じです。

写真4 ポリエステル+綿ジャージ×2枚。普通の生地だけで作るのは久しぶりのような気がします(笑)
写真5 インナーマスクも、延ばした丈に合わせて新造しますよ。
「かぎ形」のラインが鼻をやさしく塞ぎます(*´д`*)ハァハァ
写真6 インナーマスクは展開するとこんな形に。生地取りの効率がおそろしく悪いです(笑)

というわけで完成です。

写真7 花粉マスク プロトタイプ 3号

さっそく試着しますよ。

写真8 息を吸った瞬間にシャッターを押したので、表面がへこんで写ってしまいました(^^;)

ありゃ、右下が魚のエラみたいにぱっくり開いとる(笑)

ここから覗くと裏地が完全に見えるぐらいです。これは大失敗。
もっと上にハーネスを付けないと。
う〜ん、これじゃモニターをお願いできるレベルではないですね。

というわけでこのマスク、基礎研究の肥やしにするべく魔改造しました。

写真9 片側4ヶ所留めですよ。

ハーネスを追加し凹曲面の所を引き絞ることで、「魚のエラ」はなくなりました(写真9)。フィット感は格段に増しましたが、このいかついマスク、とても外へ着けて出る勇気はないです(^^;)

ちなみに今回、ハーネスクリップは透明なタイプを使ってみました(前作までは白)。このほうが目立たないかな? と思ったので。

でも写真9を見る限り、かえって目立ちます。マスクと同じ色のほうが、自作っぽくないというか、市販品っぽいイメージになるようです。

写真10 ハーネスクリップ

ハーネスの見た目を無難な範囲に留めるためには、前作以上に丈を延ばすのは無理ですね。

写真11 さらに改造しますよ。
写真12 一刀両断。
写真13 インナーも。

こんな姿に。丈は前作より短くなりました。

ここまで短いと、着用感は「あごが包まれる」というよりは「マスクを前面から押しつけられてる」感じになります。そう、市販マスクのように。個人的にはもっと「あごを下から包んでくれる」感触が欲しいところです。

市販品より着け心地やフィット感はずっと上ですが、着用派マスクフェチとしては理想とは言い難いレベルです(^^;)

写真14 最終形

それにしてもこのマスク、長時間着けているとマスクの中が蒸れます。ポリエステル100%だからでしょうか。この感触、決して気持ちいいもんじゃないですね。花粉症の方ならなおさらでしょう。

次作ではそのあたりを中心に改良を加える予定です。

2011.5.2

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