市販マスクの改造
ガスマスクのカスタマイズ
これも市販マスク?

今回はちょっと変わったマスクねたです。

マスクよもやま話」でご紹介したガスマスク、レインコートやスキーウェアと組み合わせて、俺流のトータルエンクロージャーを楽しんでます。

なが年の使用であちこち汚れたり傷んだりしてきたので、分解清掃ついでにちょっとしたカスタマイズを施してみました。ネタとしてはちょっと小ぶりです(^^;)

写真1 ジェット戦闘機用(?)ガスマスク

風防の表面がボロボロになってます。実はこれ、サランラップを貼ってあるんです。風防の材質はポリカーボネート。いかにも細かい傷が付きそうだったので、買ってすぐに貼りました。その後の酷使に耐えかね、徐々に破けてしまいました。これを貼り替えます。

写真2 上下合わせでネジ留めされている鉄製のフレームを外します。
写真3 こんな感じで風防が外れます。形を支えるものがなくなったマスクは、イカのようにふにゃふにゃです(笑)。
写真4 ラップを剥がしたところ。結構汚れてますね。ラップを貼らなかった裏側は傷が目立ちます。
写真5 コンパウンドで必死に磨き、エタノールで拭き上げました。新品の輝きがよみがえりましたよ。

またラップを貼るのもどうかと思い、車のウィンドウに貼るフィルムを使ってみました。写真5でマスクの下にある銀色の物体がそれです。

写真6 ハーフミラーです。透過率はこれぐらい。

なぜスモークでなくハーフミラーにしたかというと、ある程度の明るさが欲しかったこと、そして自分撮り用です。このサイトに載せる際、顔を隠す加工をしなくても済むようにです(笑)。ガスマスクはこの「窓」が顔を覆っているところがデザインのポイントなので、フォトショでベターッと塗りつぶすのも芸がないと。ハーフミラーだと宇宙服っぽくてカッコいいんじゃね? という目論見もあります。

写真7 貼ったら、ひたすら気泡を追い出しますよ。意外と時間の掛かる作業ですが、追い出しに成功して「ぷちっ」と音がする瞬間はちょっと快感(笑)。
写真8 ちょっと擦り傷が残ったものの、まあ満足できる仕上がりになりました。

というわけで完成です。

写真9 いろんなものが映り込みますね(笑)

おー、かっこいい(笑)。予想以上の出来です。

写真10 ちょっと透かしてみたり。
写真11 光の加減によっては、こんな風にほとんどです。ハーフミラーじゃないフィルムが欲しい場合は、PCサプライで売ってるプリンター用の透明粘着フィルムとか、ガスレンジの周囲に貼るフィルムというチョイスもありますよ。

内側から見るとサングラスより明るく、実用上も問題ありません。
こーれは大成功!

というわけで、もう1個のガスマスクも同じくしますよ。

写真12 イスラエル 市民用ガスマスク

こっちは左右の「眼」が独立しているタイプです。
さっそく外しますよ。

写真13 レンズをマスクの溝に嵌めてプラ製のバンドで締めつける構造です。レンズ、かなり汚れてます(^^;)
写真14 レンズを外したところ。

レンズはてっきりアクリルだと思ってたら、意外やガラスでした。1.5mm厚ぐらいのガラス板を2枚貼り合わせた構造です。写真14のように、貼り合わせ面が側面に見えてます。

直径67mm、厚さ3mm。このガラスを手にして、ふと思いつきました。

このガスマスク、メガネのレンズが嵌まるんじゃね?
最近とみに近視が進んだ私は、メガネを掛けてる時間が徐々に長くなってきました。ガスマスクを装着する時はメガネを外さなきゃいけないので、コンドームの表裏を確かめるにも不便です(笑)。もしガスマスクを度入りにすることができたら、プレイはおろか、外出だってできそうです(笑)。防災グッズとしても役立つかも??

思い立ったが吉日、レンズを握りしめてメガネ屋へ走りましたよ。
七つ道具をちゃぶ台に散らかしたまま(笑)。

「すみません、メガネ用のレンズをこの形に加工できますか?」 一番安いレンズで…(^^;)
ご近所さんから順に攻めますよ。
メガネスーパー
イケメン風だが職人の血が騒ぐ兄ちゃん登場

近視用だと凹レンズだから、ふちが厚くなりますね。
この径で貴方の度数だと8mmぐらいかな。
3mm? うーん厳しいなあ(^^;)
やるとすればこんな感じ(右図)で削るか…
機械じゃ削れないので手作業になりますねー。
加工賃? うちは無料。
出来るかどうか分らないけど、もし出来たら2枚で4,200円
こういう加工はよそじゃ出来ないと思いますよ(^^)

とりあえずアイミツ取るために次の店へ。
弐萬円堂
商品にも技術にもあまり興味なさそうな坊ちゃん登場

レンズはこれだけ種類があります。
どれも値段は同じ。2枚で12,600円になります。
加工賃? ああなるほど、そういう加工が要るんですね…
(メガネスーパーで聞いた話をひと通り話してようやく納得)

どれでも値段は一緒という店は、とにかく安く上げたい場合は不向きかもしれませんね。
元のレンズはただのガラス板なんだから、最低ランクでいいのだ(笑)
眼鏡市場
ソファで待つ客数名。店員も多くて忙しそう

えっと、24,000円です (玉砕)

店員が応対してくれるのを待つ間、雰囲気をうかがっておりましたら、数をさばいてナンボ、どれでもいいからここにあるものを選んでとっとと買ってけオーラを感じました。(こんな変な相談をする私が悪いのですが(笑))
メガネのパリーミキ
技術面にも興味ありまくりの営業さん

技術面についてはおおむね、メガネスーパーと同じような話でした。
プロの誇りを持つ人が、チャレンジしがいのある課題を持ちかけられたという態度で相談に乗ってくれました。
持って行ったガラスを手に取って「なるほどね〜」(そういうニーズもあるのか…)
寸法を計算するコンピューター?とにらめっこすること数分。
「いやー、実際やってみないと分らないですねー。やってあげたいけど。
メガネスーパーさんでダメだったら来てください。」
値段は3,900円だそうです。

パリーミキって正直あまりいい印象がなかったのですが(^^;)ちょっと見直しました。

こんなチンケな客にも親身に相談に乗ってくれた2店のどちらかにお願いしようと思います。
果たして結果はいかに…。

2011.6.12

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